丸善日本橋店で開催される「こまつの九谷焼展 〜浅蔵家の仕事〜」に、九谷焼作家の北村和義さんも出展します。約10名の九谷焼作家がそれぞれに趣向を凝らして作った招き猫たちがずらりと並ぶ光景は、九谷焼ファンでなくとも一見の価値あり!お近くの方は、是非足を運んでみてくださいね。
開催日程など
日程:2023年10月18日(水) ~ 10月24日(火)
時間:9:30~20:30(※最終日は15時閉場)
会場:丸善日本橋店 3階ギャラリー特設会場
丸善日本橋店の公式情報はこちら
出展作品紹介
北村さんが出展したのはこちらの招き猫たちです!右が高さ約23㎝、左が高さ約16cmとのこと。
昆虫、鳥、最近ではウサギ、フクロウにカエル。その他コラボレーション作品・・・数々の立体作品を世に送り出してきた北村さんですから、ネコの形をした生地の絵付けもお手のもの。コロンとした愛らしさを活かす古典柄入りの三毛猫デザインを線描色絵金彩という北村さん独自の技法で描いた、唯一無二の招き猫が完成しました。
特に下の写真では、北村さんの描く線の繊細さが良く分かりますね。
ちなみに左端に映り込んでいる別の立体物はと言うと・・・ユニークな鬼の絵で有名な日本画家・瀧下和之さんとのコラボレーション作品、九谷焼フィギュア「色絵金彩 鬼に金棒。」です。
近年では、日本画で鬼と言えば瀧下和之さん、と言われているそうで、美術作品に広く興味のある方なら一度は目に触れたことがあるかも知れませんね。
当サイトのコラボレート作品集のページでは、瀧下さんと北村さんのコラボ作品をいくつかご紹介しています。
九谷焼製の鬼は、お目見えから数年経っても人気が衰えず、また生産できる数も限られているため希少作品の一つとなっています。毎年色が変わり、赤、青、黒、緑ときて、5年目となる来年は黄色です。こちらの作品に関してのお問い合わせは浮世絵スタジオまで。
コメント